東芝子会社が11億円所得隠し国税指摘、在庫廃棄装う ED
東芝子会社が11億円所得隠し国税指摘、在庫廃棄装う
2009/07/02 19:02
電機大手の東芝と医療機器製造の連結子会社が東京、関東信越両国税局の税務調査を受け、2008年3月期に約11億円の所得隠しを指摘されたことが2日、分かった。部品の在庫を廃棄したと偽り損失を過大計上したと見なされたもようだ。追徴税額は重加算税を含め約4億5千万円で、東芝広報室は「廃棄したはずの部品が残っていたのは事実。国税局の指摘に従い、適切に対処したい」としている。東芝の説明や関係者によると、子会社は栃木県大田原市の「東芝メディカルシステムズ」。メディカル社が製造するエックス線装置などの関連部品の在庫をめぐり、帳簿上は廃棄したことになっていた補修用部品の一部が、実際には倉庫に残っていたことが税務調査で見つかった。本来、部品の在庫が一定数量を超えて余剰となった場合、適正水準の在庫管理をするため、その都度、廃棄することになっていたという。東芝側は「担当部署が補修部品が不足することを恐れて廃棄のタイミングを逸していたようだ」と説明。しかし両国税局は、仮装・隠ぺい行為と判断したもようだ。
【共同通信】
